ホマロケファレ
Homalocephale
図鑑 / 恐竜のしっぽ
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ホマロケファレとは
学名(属名) | Homalocephale |
名前の意味 | 平坦な頭 homalos(平らな)[ギリシャ語]-kephale(頭)[ギリシャ語) |
分類 | 鳥盤目・周飾頭類(周飾頭亜目・堅頭竜下目) |
全長 | 約2m |
食性 | 植物食 |
生息時期 | 白亜紀後期(約8000万年前) |
下分類・種名 | Homalocephale calathocercos |
論文記載年 | 1974 |
特徴
ホマロケファレは、堅頭竜(石頭竜)に分類される恐竜です。全長約2m、体重50kgと推定されています。
他の堅頭竜とは異なり、頭頂部は平たくなっていました。この特徴は属名の由来にもなっています。
2010年に発表された論文によると、「平坦な頭頂部をもつホマロケファレは、ドーム状の頭部をもつ堅頭類プレノケファレの幼体である可能性」を指摘しています。
「子供のころ頭頂部は平らだが、成長に伴ってドーム型に変化する」説を唱えています。
ホマロケファレに関しては、恐竜としてはかなり特異な説も提唱されています。
「腰の辺りが太い」特徴があり、卵胎生(体内で卵を孵して赤ちゃんの状態で産む)だったかも知れないというものです。