ガストニア
Gastonia
図鑑 / 恐竜のしっぽ
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ガストニアとは
学名(属名) | Gastonia |
名前の意味 | ガストン(人名)のとかげ Gaston(ガストン)[人名]-ia[ラテン語接尾語] |
分類 | 鳥盤目・装盾類 (装盾亜目・曲竜下目) |
全長 | 約6m |
食性 | 植物食 |
生息時期 | 白亜紀前期 |
下分類・種名 | Gastonia burgei |
論文記載年 | 1998 |
属名の記載論文 | A polacanthine ankylosaur (Ornithischia: Dinosauria) from the Early Cretaceous (Barremian) of eastern Utah. New Mexico Museum of Natural History and Science Bulletin 14. by James Kirkland. 1998. |
特徴
ガストニアは、白亜紀前期に生息した恐竜です。首から肩にかけてみえる大きなトゲが特徴的なよろい竜です。 古いタイプのよろい竜と新しいタイプのよろい竜の特徴を併せもっています。全長6m、体重1,900kgと推定されています。
身体はノドサウルス(初期のよろい竜)、頭はアンキロサウルス(後期のよろい竜)に似ています。 しっぽの先には骨質ハンマーは持っていませんでした。足が短く、動きは遅かったようです。
発見と論文記載
1989年、アメリカ・ユタ州シーダーマウンテン層(Cedar Mountain Formation)でよろい竜の頭骨化石が発見されました。同時に、肉食恐竜ユタラプトルと発掘されています。
1998年、アメリカの古生物学者ジェームス・カークランド(James Kirkland)によって、新属新種ガストニア・ブルゲイ(Gastonia burgei)が記載されます。
"ガストニア"という属名は、発見者だったアメリカの古生物学者ロバート・ガストン(Robert Gaston)に敬意を表してつけられたとされています。