2007年の恐竜ニュース
恐竜のしっぽ
兵庫県で、国内最大級の恐竜-竜脚形類の化石
2007-01-25
兵庫県・丹波の白亜紀前期(約1億4000万年-1億2000万年前)の地層から、大型植物食恐竜であるティタノサウルス類の肋骨等の化石十数点が見つかりました。
全長は約20メートルと推定されており、国内の発見例としては最大級の恐竜となります。
丹波竜の愛称(ニックネーム)で呼ばれています。
オーストラリア東部で、竜脚形類の化石発見
2007-05-31
オーストラリア東部クイーンズランド州の9800万年-9500万年前(白亜紀)の地層から竜脚形類・大型植物食恐竜であるティタノサウルスの仲間の化石が見つかりました。新種である可能性もあるそうです。
日本の兵庫県でもティタノサウルス類の化石が見つかっています。
白亜紀の竜脚形類は、お目覚めラッシュ?
国内最大級の恐竜化石発見。福井県で竜脚形類
2007-07-30
福井県立恐竜博物館は、「福井県勝山市の白亜紀前期(1億2000万年前)の地層から、竜脚形類の上腕骨の化石を発見した」と発表しました。 岩石からの取り出しやクリーニング(掃除)は完了していないが、露出(表面に出ている)部分から「全長15m以上」と推定しています。
兵庫県丹波市でも今年、大型竜脚形類の化石発見が報じられたばかりでした。
日本では「竜脚形類」の発掘ラッシュ?
和歌山県で肉食恐竜の歯化石発見
2007-11-30
和歌山県湯浅町の海岸沿いにある白亜紀前期(約1億3300万年前)の地層から、肉食恐竜(獣脚類)の歯である可能性が高い化石が見つかりました。
歯の化石は 長さ約2.6cm、幅約1.2cm。
縁がノコギリ状になっており、北海道大学総合博物館の小林快次博士・国立科学博物館の真鍋真研究主幹の鑑定で 「肉食恐竜の歯」と断定しました。
カタノサウルス類と考えられています。
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