スカラリテス(アンモナイト)
Scalarites
古生物図鑑 / 恐竜のしっぽ
古生物図鑑 / 恐竜のしっぽ
スカラリテスとは
学名(属名) | Scalarites |
分類 | アンモナイト亜綱・アンモナイト目ディプロモセラス科 |
生息時期 | 白亜紀後期(約8900万年-7060万年前) |
下分類・種名 | Scalarites scalaris Scalarites cingulatum Scalarites mihoensis |
論文記載年 | 1954 |
特徴
スカラリテスの特徴は、隙間の開いた平面らせん状の巻きをもつ殻です。
白亜紀後期(約8900万年-7060万年前)に生息していました。ブラジル、ロシア、ドイツ、デンマーク、アメリカなど広い範囲で見つかっており、北海道からも保存状態の良い化石が多く産出しています。
広範囲に生息していたことから、ある程度成功をおさめた属だと考えられます。どうしてこのような緩い巻きを採用するに至ったのか、大変興味深いです。