カドセラス(アンモナイト)
Cadoceras
古生物図鑑 / 恐竜のしっぽ
古生物図鑑 / 恐竜のしっぽ
カドセラスとは
学名(属名) | Cadoceras |
分類 | アンモナイト亜綱・アンモナイト目 |
生息時期 | ジュラ紀中期(約1億6500万年-1億6100万年前) |
下分類・種名 | Cadoceras elatinae Cadoceras pishmae Cadoceras sublaeve Cadoceras wosnessenskii etc... |
論文記載年 | 1882 |
特徴
カドセラスは球体に近い形をしています。外側になるほど、殻の幅が広がっているのです。
アンモナイトは外側に殻を足して成長していきますので、より横幅の大きな殻を継ぎ足しながら成長していったのでしょう。
ジュラ紀中期(1億6500万年-1億6100万年前)の海に生息していました。ロシア産が有名ですが、カナダやドイツ、イギリスからも発見されています。
保存状態にもよりますが、国内ミネラルショー(展示販売会)では20,000-50,000円ほどの価格でカドセラスの化石が販売されています。時折、真珠層が発達した(銀色に輝く)殻のものも出ています。