2014年の恐竜ニュース
恐竜のしっぽ
竜脚形類の歯を発見-鹿児島薩摩川内市-
2014-02-15
鹿児島県薩摩川内市・下甑島の白亜紀後期(約8000万年前)の地層から、竜脚形類の化石が発見されていたことがわかりました。
「2012年11月の発掘調査で発見された」とのことです。
今回見つかったのは、長さ17ミリ、直径5ミリの細長い円錐形の歯。
歯の先端に、かみあわせですりへった跡がありました。
国立科学博物館が鑑定をし、体長10メートル前後の竜脚形類と推測されています。
2011年の調査でも同じ地層から周飾頭類角竜-ケラトプス科の化石が見つかっており、恐竜が多く暮らした土地だったことがうかがえます。
世界最大の恐竜を発見-アルゼンチン-
2014-05-31
南米・アルゼンチンの白亜紀後期(9500万年前)の地層から、世界最大の恐竜化石が発見されました。
全長40メートル、体重80トンと推定されています。体重はアフリカゾウ14、15頭分に匹敵します。
竜脚形類ーティタノサウルス類の仲間です。
化石は、パタゴニア地方トレレウ西部の砂漠で地元の労働者が発見。
2013年1月からエヒディオ・フェルグリオ恐竜博物館の専門家チームによって、発掘作業が続けられていました。
これまでに約150の化石を掘り出しました。
白亜紀のアルゼンチンは、アルゼンチノサウルス、ギガノトサウルスなど超大型の恐竜が多く生息していたようです。
関連ページ
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