福井の竜脚形類に学名 - フクイティタン・ニッポネンシス
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2007年の調査で福井県勝山市で発見された竜脚形類に、フクイティタンという学名が与えられました。
"フクイティタン(Fukuititan)・ニッポネンシス(nipponensis)"。「日本産の福井の巨人」という意味です。
白亜紀前期(約1億2000万年前)の地層から見つかったフクイティタン・ニッポネンシスは、アジアに広く生息していたティタノサウルスの仲間と見られています。
上腕骨や大腿骨など約20点の化石が見つかっており、全長約10メートルと推測されています。
現在の日本国内で発見された恐竜に学名がついたのは4例目(現ロシア領樺太のニッポノサウルスを含めると5例目)。 そのうち3種が福井県で発掘された恐竜です。
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