国立科学博物館へ 入館予約が必要です
新型コロナウィルス感染予防のために2020年2月29日(土)から臨時休館となっていた国立科学博物館(科博)。 緊急事態宣言解除に伴って、2020年6月1日(月)から開館を再開しています。7月20日(月)に行ってみました。
入館は予約制
2020年6月1日(月)から再開した国立科学博物館(上野本館)ですが、入館は事前予約制になっています。 3つの密-「密閉」「密集」「密接」を避けるために、時間毎の入館定員を設けているからです(2020年7月23日時点では、20分間隔で100名が上限となっているようです。滞在時間に制限はありません)。
予約は、国立科学博物館のWebサイト(https://www.kahaku.go.jp/)からの受付のみ。電話などでの予約は受付していません。入館希望日の30日前9時からの予約が可能です。
7月20日(月)11:00から科博に入館するべく、その1週間前13日(月)に入館予約をしました。予約には、メールアドレスの登録が必要でした。 1度に5名まで予約が可能なようですが、20日はひとりで行くので"1名"で申込。 "来館予約を受け付けました(国立科学博物館)"メールを受信して、予約完了です。 メールには"予約ID"が記載されています。入館時には、この予約完了メールを印刷したものか、メール画面を提示する必要があります。
ガラガラ、快適な国立科学博物館
国立科学博物館のゲート前にいる係員さんに予約完了メールを見せて、体温測定後にチケット売り場前に並びます。
37.5℃以上の発熱、咳⁄くしゃみ⁄鼻水⁄咽頭痛など風邪の症状のある方は入館できません。
当然ソーシャルディスタンスを守る-距離をとって並ぶことになりますが、ボクが並ぶ7月20日(月)11:00では、ボクを含めて2組3名のみでした。
チケット(おとな630円)を購入して入館。地球館に移動しました。
ひとがいません。こんな科博は初めて。
地球館地下3F「自然のしくみを探る」フロアへ
地下3Fには「天体をみよう」コーナーがあり、 近代科学の祖ガリレオ・ガリレイ(1564-1642)が制作した天体望遠鏡のレプリカが展示されています (オリジナルはイタリアのフィレンツェ科学史博物館に保存)。 約20倍の倍率をもち、木星の観測に使用されました。
恐竜の展示エリアも、ひとがいない
こどもに人気のエリア-地球館B1F - 恐竜の謎を探る-にも、ひとはいません。 同エリア滞在中に2組の方がいらっしゃいましたが、こんなガラガラな恐竜エリアも初めてです。 まるで絵ハガキのような、ひとが写らないフロア写真を撮影することができます。
日本館も空いてます
日本館に移動しても、やっぱりガラガラです。ひととの接触を減らすために、上り階段と下り階段をわけて案内されていました。
日本館3F-フタバスズキリュウのまわりにもひとはいません。
訪れてみて
年3-4回の頻度で訪れる国立科学博物館ですが、今回ほどひとが少ない科博は初めてでした。
平日ということもあるのでしょうが、どこのフロアに行っても多くて3-4人程度、フロアによってはひとりのときも。
「もしかして、来客数よりも職員・警備員さんの方が多いのでは?」と感じるほどでした。
目に入る範囲では、ほとんど独占-貸し切り状態。館内では快適に過ごせます。
国立の施設なので開館できるのかもしれませんが、民間の施設なら開館によるコストが回収できないようにも感じました。
滞在時間は3時間、とても贅沢な時間を過ごすことができました。
館内にはところどころに手指消毒液が設置されており、 こまめな手洗いをするよう、頻繁にアナウンスが流れていました。
注意事項
2020年7月23日時点、当面の間、以下の展示・サービスを停止しています。
詳細は、https://www.kahaku.go.jp/をご確認ください。
- 親と子のたんけんひろば コンパス(地球館3階)
- シアター36〇、フーコーの振り子(日本館地下1階)
- 科学技術で地球を探るコーナー(地球館2階)ほか日本館・地球館の各体験型展示
- 展示情報端末(キオスク)
- ボランティアによるフロアガイド、かはくのモノ語りワゴン
- かはくナビや音声ガイド、ICカードの貸出、「かはくたんけん隊」の販売
再入館はできません。ですが、滞在時間に制限はありません。
現在は・・・(2023年1月時点)
2023年1月時点では、国立科学博物館の入館は以下のようになっているようです。
詳細は、https://www.kahaku.go.jp/をご確認ください。
常設展 | 常設展示の入館予約は不要となっています。 |
特別展 | 各主催者が定める方法で、事前予約が必要です。 多くは、特別展のサイトから予約ができるようです。 |