ティラノサウルスは殺し屋
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「ティラノサウルスは、"生きた獲物を捕らえる捕食動物"だったのか、"死んだ動物を食べる腐食動物"だったのか」
長年、論争の的になっています。
アメリカ・カンザス大学の研究者たちは、「ハドロサウルスの尾に、ティラノサウルス・レックスの折れた歯が見つかった」と発表しました。
注目すべきことは、「この化石は、ハドロサウルスが ティラノサウルスにかまれた後 その傷が治るまで生きていたこと」を示すものだったそうです。 「ティラノサウルスが生きているハドロサウルスに噛みついていた証拠」となりました。
ただし、現生の多くの肉食動物は 生きた動物を狩る捕食と死んだ動物を食べる腐食の両方を行っています。 [どちらのケースが多いか]の議論になります。ティラノサウルスも捕食と腐食の両方から食物を得ていた可能性があります。
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